プレスリリース    2006/1.23
報道各位
フィリピン残留日本人(日系2世)のCarmen Ebeこと井手端(いでばた)和子(かずこ)
さん(82歳)、Sanay Lumbayonこと井手端(いでばた)早苗(さなえ)さん(77歳)姉妹
の早期の就籍許可を求め、署名運動を始めました
 井出端姉妹は、平成16年8月6日、河合弘之、青木秀茂、町田弘香、望月賢司弁護士(以上当NPO協力弁護士)を申立人代理人とし、東京家庭裁判所に家事審判申立を行いました。(事件番号平成16年6822号及び事件番号平成16年6823号)日本人父親・井手端仁市とフィリピン人母・エベ・ルンバヨンの長女として就籍する(本籍地の定まっていない者が戸籍を持つこと)許可を求めたものです。同姉妹は、昨年5月に来日し、5月30日に裁判官面接に臨みました。フィリピン、ダバオのトンカラン日本人尋常小学校の同窓生3人も駆けつけ、証言し、本件はニュースや新聞で報道されました。この姉妹のケースが認められれば、フィリピン日系人の就籍第一号となるため、現地日系人等の関係者や支援者、メディアが注目し、経過を見守っていました。
  ところが、昨年後半には出ると思われていた結論が未だ裁判所から出されておりません。井手端姉妹も高齢となっており、一刻も早く朗報をお知らせしなければなりません。また、数百人の老齢の就籍希望者もフィリピンで待っておられます。井手端姉妹の就籍が突破口となり、フィリピン日系人に就籍の道が開けてこそ、彼らも救済していくことができます。
  そこで、今回、早期の就籍許可を求め、裁判所に嘆願書を提出することにいたしました。広く一般の方々によびかけ、署名活動を行う所存でございます。是非、この件について記事にしていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


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《この件に関する問合わせ先》 
特定非営利活動法人 フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)
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