プレスリリース  2010/12.16

 第一回有識者会議の開催
フィリピン残留日本人2世名簿の作成基準や要件の具体化を目的とした、第一回有識者会議が12月7日、日本財団ビルにて開催されました。当所代表河合弘之が座長に選出された後、当所からフィリピン残留日本人の簡単な背景説明し、委員でもあり就籍弁護団の一員の青木秀茂弁護士より法的問題についての説明があり、「法的立場からも証拠の無い残留者を救済する突破口としての意義は大きい」との発言がありました。

会議出席委員は、フィリピン政府関係者をはじめ弁護士、メディア関係者、研究者など異業種の方々で構成され、会議ではそれぞれの専門の立場から活発な意見が交わされました。報道各社も取材し、日比両国で記事になりました。会議は原則公開、次回は1月20日(木)午後6時〜です。

委員一覧

青木 秀茂 弁護士 PNLSC理事
岩田 公雄 讀賣テレビ 報道局特別解説委員
梅村 岳大 日本財団 国際協力グループ
大野 俊 京都大学 東南アジア研究所・特任教授
河合 弘之 弁護士 PNLSC代表
坂中 英徳 元東京入管局長・一般社団法人移民政策研究所 所長
高畑 幸 広島国際学院大学 現代社会学部・准教授
陳 天璽 国立民族学博物館 先端人類科学研究部・准教授 /「無国籍ネットワーク」代表
古屋英之助 引揚者・写真家・公益法人柳工業デザイン研究会理事長
Sulpicio M.Confiado 在日フィリピン大使館総領事・公使





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